地震発生時、私は国内各地の方々が参加するリアルタイム音声型SNSのトークルームに接続していました。従来の文字ベースでのSNSとは異なり、地震が発生している現場各地から、その状況について、遅延ゼロで生の声が聴こえて、知ることができたことにインパクトを受けました。
今回の地震では、大きな被害は生じなかったものの、夜間かつコロナ禍で発生したということで、停電時の被害状況の確認、要配慮者の避難支援や感染症対策等の課題がクローズアップされることとなり、今後の対策を検討する上では、これらの課題を踏まえることが重要であると思いました。
また、この春に人と防災未来センターをご卒業される研究員みなさまの、今後のさらなるご活躍を楽しみにしております。引き続き、共同研究等の機会がありましたら、お世話になるかと思いまが、その際にはよろしくお願いいたします。